うさぎ組(2歳児)

2024年度11月の様子

「からだ」を使うこと・・・

 自分で歩いて行きたい所へ行き、欲しいものを自分の手を伸ばして取り、転べば手や腕で自分の体を支え・・・と赤ちゃん時期を超えて成長してきた子どもたち。うさぎ組では、日々の遊びの中で体を作りながら「自分の体を使う」ことができるように、と毎月、毎週計画を立てています。

 今月号は、どんな「遊び」で、どのように子どもたちの「体」をつくっていくのか、紹介したいと思います。

まねっこの動き♪
 動物になったり、体操したり、保育者の動きと言葉を見て聞いて、自分の体を動かします。保育者も普段使いにくい部位や動き方を意識しています。

  

一本橋♪

 足元の橋の幅と、少し先の様子(坂道、曲り道、段差など)を視覚で捉え、体の中心線でバランスを取りながら進みます。平衡感覚が育ちます。

 風船に向かってジャンプ♪

「狙いを定めて跳ぶ」視覚でしっかり標的をとらえ、そこ目指して膝の屈伸、跳躍、そして腕を伸ばす!全身をコントロールしてできる技です。

 マーカージャンプ♪
 足元の目標へ向かって、どのくらいの力で跳んだらいいか調整して跳びます。また「しっかり止まって着地する」という静止の動きはなかなかの難易度です。

 子どもたちが、自分の体を「意識する」ために、遊びの中で「右手あげて~」「あごはどこだ?」と体の部位の名前を伝えることもしています。名前を知ることで意識が生まれます。どこの部位も自分の一部、自分の体は「大事」ということを伝えてあげたいなと思っています。自分は大事!だから他人も大事!に繋がる教育を、この時期から大切にしたいですね。

過去のうさぎ組の様子

2024年度10月の様子

感触あそびって楽しい!

水遊びの日にゼリーの感触遊びをしました。牛乳パックで冷やし固めた色とりどりの大きなゼリー。たらいの上に出して、はじめは指でちょん…と様子見。大人が手で崩していくのを見て、子どもたちも続きます。手でつぶしてみると崩れていくのが楽しくて、みんなでどんどんつぶしていきます。一通り感触を楽しんだ後は、崩したゼリーをコップに入れて集めたり、ほかの色を混ぜて楽しみます。水を入れ、透明なカップにゼリーを入れると、光が当たって宝石のようにキラキラ輝いてとってもきれい!コップに入れたゼリーで「いらっしゃいませー」とお店屋さんごっこにも広がっていきました。水とは違う、ぷにぷに、どろどろとした感触が新鮮でみんな夢中になって遊んでいましたよ♪

 手は「第二の脳」といわれています。さまざまな感触に触れることは子どもたちにとってとても良い刺激になります。これからもたくさんの素材に触れていきたいです!

      

 9月が終わり、うさぎ組で過ごす日々も残り半分。折り返し地点です。4月に比べて子どもたちだけでできることがたくさん増えました。
外から帰った後の着替えは自分たちでしています。裾を持って頭を通し、次は腕…と、着替えていきます。服の前後を気にする姿も出てきました。「見ててね、お着替えできるよ!」と一人でぱっと着替え終わってすぐに遊びへ。大人に「すごーい!」と言われると、自信満々な笑顔がかわいいです。手足洗いの前には友だち同士で遊びの約束をし、それを楽しみに着替えを早く終わらせる姿も出てきました。友だちとの関係ができてきて、楽しみなことを自分たちで見つけられるようになったこと、次への見通しが持てるようになったことも、意欲の大きなきっかけになっています。「今日は疲れてできない!」という日は、大人と一緒に着替えたり、「ここは自分でできそう?」などできるところを自分で決めてもらったり…まだまだ大人に甘えたいという気持ちもある子どもたちですが、一歩一歩お兄さんお姉さんに近づいているのを感じています。

    

2024年度9月の様子

夏だ!水遊びだ!!
色水を合わせてジュース屋さんごっこ。
ポンプに赤、緑、黄色の色水を準備して並べます。「なにジュースにしますか?」と注文を取ってついでくれます。「全部混ぜてみよう。あ、紫になったよ。ぶどうジュースみたい」と色の変化も楽しむ子どもたちです。朝顔のお花で色水を作った時は食紅にはないキレイな色を見ることも出来ました!

 水鉄砲ではオバケ退治!!カップを的にして遊んでいたので、部屋に帰って、皆でオバケづくり。大きなオバケが完成し、みんなでオバケを倒そう!と気合を入れて戦っています。

   

 泡遊びではソフトクリーム屋さん。
 まずはもこもこの泡をひとしきり堪能する子どもたち。「やわらか~い」「きもち~い」と泡の感触を楽しみます。カップにのせてソフトクリームを再現したり、チェーンなどカラフルなアイスを入れてみたりと子どもたちなりにアレンジしています。

 皆で描いたお魚を魚釣りに!!じっくり集中して魚をとっていきます。中々釣れないとついつい反対の手で竿につける子どもたちです。

コースターでは水風船や色水を流して遊んでいます。「行った!最後まで行ったよー」と水風船を落とし、転がっていく様子や、最後まで水が流れるとクルクルと水車が回るのが楽しくて、ずーと水を流して楽しむ子どもたちです。


2024年度8月の様子

『ノリの良さ』は成長の証
7月のある夕方のうさぎ組
みんなで庭に出て遊んでいると、雨が!「屋根の下に避難だ~!」
と担任が走って屋根の下へ走ると、子ども達も「雨!雨~!」と続きます。
しばらくみんなでテラスに座って雨宿りです。
担任が「あ~めこんこん ふ~るなよ~、やまのとりがなくぞよ~」とわらべうたを歌いだすと、並んで座っている子ども達もからだを揺らしながら歌いだします。すると、雨がやみました。「あれ?雨、やんだんじゃない?」と、外で手を広げる担任の後について、またみんなで駆け出します。この日はその後も数回“雨宿り”と“遊びに出ていく”を繰り返すのですが、段々と子ども達の気持ちが高まって、みんなのリズムが合ってくるのが分かります。そうして何度か雨宿りをしたあと、遊具も片付けちゃったしなぁと、担任と子ども2人から始まった“むっくりくまさん”。手を繋いで回り始めると次々と仲間が増えていき、とうとう全員の(何人かは「くまさんやる!」と真ん中にしゃがんでいます)大きな輪!みんなで雨を楽しみ、大人や友だちの動きや声に気持ちを乗せて仲間入りし、大きな集団で息が合っていくことの心地よさを感じているのが伝わってきます。これも2歳児の発達「共感する力」を基礎に、友だちと繋がる姿です。一人ひとりの興味や好きなことはそれぞれで、「一人でじっくり」も大切な時間ですが、こうして自然と仲間の輪が大きくなって、「みんなで遊ぶって楽しい!」ということを毎日の中でたくさん経験してほしいな、と願って過ごしています。

うさぎ農園より
大きな実をつけたナスを7月中に2回収穫しました。1回目はおやつの時にごま油、醤油、砂糖で。2回目は食事の前に、砂糖と味噌で味付けをして、みんなで食べました♪
苗を植え、朝夕水やりをして、どんどん伸びてくる様子を見守り、「葉っぱが大きくなってきたねぇ」「実がなってる~!」と発見して、楽しみにしていました。   
ホットプレートでジュ~っと鳴る音や、ごま油や醤油、味噌の香ばしい匂い…「おいし~!」の声が響きます。野菜が苦手な子もいますが、こうして友だちと一緒に経験しながら“食べてみようかなぁ”という気持ちが膨らんでいくといいなぁと思っています!

2024年度7月の様子

【水遊びが始まりました】
 
普段から水遊びが大好き。タライの中にためた水を触って「つめたーい!」と満面の笑顔♪全身ビショビショになりながらダイナミックに遊ぶ子、水の感触をゆっくり楽しむ子とその子によって遊び方は様々です。
スコップですくって、コップに移し替え、そこにカラーチェーンを入れてジュース屋さんごっこ。食紅を入れて色水にすると歓声が上がります。イチゴジュースやオレンジジュースに見立てて楽しんでいますよ。大人が「暑いねー」と声をかけると「お水、つめたいよ」とじょうろに水を入れて手や足にかけてくれます。お友だちの足にもかけて、「冷たいね」「きもちいいね」と笑い合うほほえましい姿もあります。
シャワーでは顔に水がかかるのを嫌がる子も、水遊びでは顔にかかってもへっちゃらです。楽しい体験を通して、苦手だったこともいつの間にか平気になっていたり…友だちと一緒にたくさん楽しい経験をして、どんどん成長していくうさぎ組のみんな。夏ならではの遊びを思い切り楽しみたいですね!

【プランターの野菜が育ち始めています】
 
本当に野菜が出来るのかな…?と半信半疑だった子どもたち。それでも、朝と夕方にはじょうろで水やりをして大切に育てていますよ。
ナスの花が実に変わり、小さなナスが出来てきました。
「ナスのあかちゃん!」と大喜び。テラスに出て観察して「かわいい~」と優しくなでなでして「おおきくなってね」と声をかけています。そのほかの野菜も少しずつ葉っぱが大きくなってきたり、花が咲いたり。変化をみつけては嬉しそうに大人に教えてくれ、日々の成長を楽しんで観察しています。
 野菜がどうやって育っていくのかを見て、野菜に興味をもつことで、野菜が苦手な子も“食べてみようかな”と思えるようになります。収穫して食べるのが楽しみです♪

2024年度6月の様子

 子どもたちの前で副菜を合えてくれるルッキング

 調理さんが目の前で副菜を合えてくれる“ルッキング”が始まりました。
 月に2度ほど開催してもらっています。何でも好き嫌いなく食べていた1歳児とは違い、2歳児のこの時期は「この野菜は食べたくない」「緑のとって~」と選り好みが始まる時期でもあります。保育園では子どもたちが楽しい雰囲気で食事に迎えること、友だちに触発されて“食べてみよう”と思えることを大事にして声をかけています。目の前で調理さんが「これなんだと思う?」と質問すると「キャベツ!」など子どもたちもワクワクしながら副菜が出来上がるのを楽しみにしています。やっぱり出来立ては美味しい!といつも以上にモリモリ食べる子どもたちです。

 皆で野菜を育てています。ピーマンとナスとオクラを植えました!
プランターに夏野菜を植えました。子どもたちに「これはナスだよ」と話をしますが苗を見せたので“ナスじゃないよね(笑)”みたいな雰囲気で始まった苗植え。「お花が咲いて、ナスができるよ」と話すと何となくわかったかな?水やりも毎日子どもたちが行います。数日たってお花が咲いているのを発見!「紫色のお花が咲いてるよ!ナスが出来るのかも」と話している子ども達です。段々と実が出来てきたら分かるかな。
沢山収穫して子ども達と食べられたらいいなと思います。

グリンピースの皮むき
朝の時間、子どもたちが調理さんのお手伝いでグリンピースの皮むきなどを行っています。「なんか手が臭くなった(笑)」「転がっていく―」なんて言いながら、子どもたちは野菜に触れ合っています。「お昼ご飯に出るのかな?」と子ども達と話をしながらお手伝い。次の日にグリンピースが出ると「これ僕がむいたグリンピースだ!かっこいいもん」と言いながら食べていて笑ってしまいました。少し野菜に触れるだけで子ども達は「食べてみようかな」と心が動いているのがよくわかります。是非、お家でも一緒にサラダを作ってみてくださいね。

ぞうぐみの手作り味噌
 ぞう組が4ヶ月かけて味噌を作り「うさぎ組にも食べてもらいたい!」と持ってきてくれました。ぞう組は自分たちが作った味噌を美味しく食べてもらえるかドキドキ。そんな強い視線をヒシヒシと感じながらパクッ!「あ、食べられた!おいしい!と子どもたち。作った人たちの思いも感じられるとても素敵な時間になりました。

2024年度5月の様子

 新入園児のお友だちも5人増え、16人でスタートしたうさぎ組。朝の受け入れでは泣けてしまっていた子も新しい担任や部屋に慣れ、笑顔で遊べる時間が増えてきました。りす組から進級してきた子どもたちも「大丈夫だよ」と頭を撫でてくれたり、「ここの席空いてるよ」と声を掛けてくれる姿があり、とても頼もしいです。これからいっぱい楽しい事を共有し、仲間として育っていく姿が本当に楽しみです。

庭の様子

 雨上がりが多かった庭あそび。大きな水たまりを見つけて、子どもたちは靴も履かず、元気に飛び出していきます。「つめたーい」と言いつつも初めだけ。 太陽が出ていると段々と気温も上がって来て暑い!「もっと水だそう!」とバケツに水をため、せっせと運んでいます。子どもたちは泥んこになりながら夢中で遊んでいますよ。

 ケースを並べるとバケツに集めた泥んこでケーキ屋さんが始まります。スプーンでまぜまぜ。「いらっしゃいませー。 チョコレートケーキですよ」と売ってくれます。「コーヒーもありますよ」と商売上手の子ども達。落ちている花桃の花ビラを飾ってくれたり枝をストローにしてくれたりとイメージが豊かでとても面白いです。

 新しい生活にも慣れ、散歩にも出かけています。うさぎ組からは誘導ロープを使い散歩に行きます。子どもたちはロープの輪っかを電車の吊革に見立て、「出発します」「ガタンゴトン」と言いながら楽しんで出発!「もうすぐ保育園駅ですか?」と帰りも保育園まで頑張って歩いて帰って来ます。

 4,5月は主に東京都市大学の芝生や多摩川のサッカーコート裏まで散歩に行きます。都市大では、桜が満開だったこともあり、子どもたちはヒラヒラ舞う桜を追いかけたり、暖かくなって出てきたダンゴ虫やアリなどを捕まえたりと春を感じるお散歩ができました。慣れてきたところでちょっと距離を伸ばして多摩川へ。初めて行くお友だちもいますが、ちょうちょを追いかけたりタンポポの綿毛を見つけて飛ばしたり、いーっぱい走り回って楽しんでいます。これから暑くなるまで沢山お散歩に出られるといいなと思っています。

2023年度3月の様子

 いよいよ幼児クラスまであと1か月。子どもたちは少しずつ、幼児クラスに慣れて行かれるように準備を進めています。出来るようになっている事、紹介していきます!

・リュックから自分の洋服を選んで出しています。

 「えーとどれにしようか選べないよ。全部かわいい」と言いながらも「ズボンとシャツと洋服と」と一緒に1つずつ選ぶ練習をしています。

・ガラガラうがいが出来るようになっています。

 “食事のあとはブクブクうがい、外から帰ってきたらガラガラうがい”を毎日頑張っています。まだまだ定着まではいっていませんが、声を掛けられ「あ!わすれてた」と練習中です。

・幼児クラスのお部屋に遊びに行って好きな遊びを見つけています。

 10月頃から日中に幼児クラスのお部屋に遊びに行っています。うさぎ組にはないドレスや動物のおもちゃ。ブロックのパーツもない物ばかり。どうやって使うかまだ難しい物もありますが、きっと幼児クラスの子が遊んで いるのを見てすぐに使えるようになっていくと思います。

・幼児クラスのお部屋でお昼寝しています。

 奥のホールのお部屋で睡眠を始めています。ちょっぴり最初は緊張気味でしたが、担任と共に移動し少しずつ慣れて安心して眠れるようになってきています。幼児クラスの子との関わりも増えてきて布団をしまうのを手伝ってくれたり、「おきて~」と起こしてくれる姿もありますよ。少しずつ、知った顔になってきています。

~こんなに大きくなりました~

 1年かけて自分の事が出来るようになった子どもたち。 時々「手伝って~」と大人に甘えることもありますが、気持ちを受け止めるだけで自分1人で全部着替えられたり、友だち同士で手伝ってもらったりして生活が出来るようになりました。

2023年度2月の様子

 【庭あそび】
ビールケースやマットを使って家を作ってお家ごっこをしたり、お店屋さんを開いて楽しんでいます。“いらっしゃいませ~!”と元気な声が庭に響いています。また、砂場ではケーキ作りが大人気でホットケーキやプリンセスのケーキを作る子がいます。上手に作れると大人や友だちにケーキのお届けをしてくれます。奥の黒門の近くでは、タイヤを横にして、その上にマットを敷いてトランポリンを作ったり、ポックリをやったりと身体を動かせる場所を作っています。特にトランポリンは大人気で毎回順番待ちになる程です。時々ベッドにしてゴロゴロしながら日向ぼっこをして過ごしています。

【散歩】
多摩川斜面では、大きな段ボールを3~4つほど持って行って、友だちや大人と滑ります。最初は急な斜面で、
不安な子も大人と一緒に滑ったりしているうちに慣れて、友だちを誘って友だち同士で滑って楽しんでいます。滑る中で段ボールが壊れていってしまいますが、壊れてもぎゅっと身体を寄せ合って友だちと滑るのが楽しい子どもたちです。
こもれび広場では、切り株を使ってキャンプごっこが大人気。近くにある紫の木の実や小石、木の枝を上手に集めて焚火を起こしたり、お肉を焼いたりと再現遊びがとても上手です。茂みでは、かくれんぼが人気で、“いーち!”と数を数えてオニ役を上手に交代しています。大人も入ってやるととても盛り上がります。いつもこもれび広場に行った帰りは、細道を歩いて探検しながら帰っています。子どもたちは川をみたり、鳥や花を見つけてそれぞれ楽しんでいます。

2023年度1月の様子

 進級に向けて、慣れている大人と新しいクラスのおもちゃで遊んでみたり、幼児のお兄さんお姉さんと関わる時間を作っています。早く外に出て庭あそびをした後は幼児の部屋へ。「お兄さんお姉さんのお部屋、遊びに行く?」と声を掛けると、みんな「いく!!」と急いで部屋に入る準備を終わらせます。いつも過ごしている部屋より大きな部屋には、魅力的なおもちゃがいっぱい。ままごとコーナーではドレスを着て、バッグを持ち「いってきまーす」と家族ごっこが始まります。

 「お料理作って待ってるからねー」「はーい」と出かけて行ったとおもったら「あれ?帰ってこないねー」探しに行くともう別の遊びをしていたり…。そんなこともありますが、それぞれが好きな遊びをしながらも、会話をする中で友だちを意識し、イメージが繋がって行っていますよ♪ ブロックもとても充実しています。ピタゴラスという磁石でくっつくおもちゃがあり、

 上手く繋げると立体に。初めはなかなか難しいですが、出来るようになるのが楽しい!家や車を作ったり、アイスにしてみたり、大人と一緒に作りながら、完成すると嬉しそうに見せてくれます。何度も遊びに行くうちに、幼児クラスの子どもたちもうさぎ組を気にかけてくれるようになりました。

 困っていたら遊び方を教えてくれたり、目線を合わせて話しかけてくれます。皆も照れながら、お兄さんお姉さんに遊んでもらって嬉しそう。大人は見ているだけ…なんてこともあり、なんだか少し寂しさを感じながらも、幼児クラスで楽しそうに遊ぶ子どもたちを見守っています。

2023年度12月の様子

 今年もあと1ヶ月になりました。少しずつ寒くなり、やっと冬らしくなってきたかな?子どもは風の子。友だちと沢山走り回って寒さなんて吹きとばしていきたいと思います。今回は秋に収穫したナスやピーマンをクッキングしている様子や調理さんが副菜の和え物を目の前で作ってくれた様子など“食育”についてお伝えします。

 5月に植えた夏野菜が暑さのせいか11月まで収穫することが出来ました。子どもたちは夏の間も、枯れないようにお水をあげてくれお花が咲くととても嬉しそう。赤ちゃんピーマンやナスが出来ると「おおきくなーれ。おいしくなーれ。」と言いながら生長を見守ってくれていました。

 収穫は午睡明け。目の前で収穫し、触ってみたり匂いをかいでみたり。「野菜のお腹はどうなってるかな?」と切ってみます。「ピーマンの中にお米が入ってる!」「これは種だよ」「ピーマンに種が入ってるのか~」と子どもたちも野菜に興味津々。ホットプレートで焼いて、砂糖や醤油でちょっと味付け。子どもたちも調理行程を見ていたこともあり「お砂糖入れたから甘いかも!」と味を想像しながら食べています。普段野菜を食べない子も「美味しい」と食べてみるきっかけに。“食べられた”と自信にも繋がっています。

 また、別の日には調理さんが子どもたちの前でクッキングをしてくれました。メニューは“ほうれん草の海苔あえ”です。「これはなんだと思う?」「のり!」「もやし!」など子どもたちもクイズ形式で楽しそう。目の前で作ってくれた副菜はやっぱりおいしい!子どもたちもすぐに食べ終わり、「おかわりちょうだーい」と大喜びです。これからも引き続き、お部屋でのクッキングをお願いしています。

 野菜の味がよく分かってくるこの時期。子どもたちの好き嫌いがハッキリ出てくる時期でもあります。前は何でも食べていたのに…という子どもたちも野菜が苦手になっていったり、気持ちが食事に向かなかったり。保育園では「お、食べられたぞ」という経験や友だちと楽しく食卓を囲むことを意識して子どもたちと関わっています。苦手な野菜も色々な方法で提供してみることで「これなら食べられる」という経験が自信に繋がっていきます。ぜひお家でも和え物など沢山お手伝いをさせてあげて下さいね。

2023年度11月の様子

 10月から、こもれび広場が散歩場所に新たに加わり、子どもたちも楽しんでいます。散歩場所までは友だちと手を繋いで歩いて行きます。朝のうちに“散歩にいくよ”と伝えると“今日一緒に手を繋ごう”と約束したり友だちとの関わりも増えてきています。散歩先に着いたら、遊ぶ時の約束事を確認しています。大人の話が終わると、子どもたちは遊びたいところへ一目散に走って行きます。

 散歩先で「あぶくたった」や「むっくりくまさん」、かくれんぼなどの集団遊びも子どもたちだけではなく大人も一緒に混ざって遊んでいます。ルールも次第に分かるようになり、大人ではなく子どもたちが鬼役をやって盛り上がっています。“もう一回!”と子どもたちからリクエストが出ることも良くあります。

 気付くと椅子にみんなで座っていたり、ビニールシートの近くにちょこんと座って車を眺めていたり、空を眺めて飛行機を探している子もいて、休憩も上手にとっています。

2023年度10月の様子

チョウになったよ!
 うさぎ組では今までに、カエル、ツマグロヒョウモンの幼虫、カブトムシを育て、様々な虫の成長を観察しました。9月には朝の時間に補助に入っているパート職員がアゲハチョウの幼虫を持ってきてくれ、幼虫から成虫になるまでを観察しました。

 

 初めは真っ黒の小さなイモムシで、「これからチョウチョになるんだよ」と伝えてもあまりよく分かっていない様子。黒かったイモムシはすぐに緑色になり、「緑になったね!」と驚きながらも興味津々です。図鑑で同じイモムシを探し、「これは違うね」「こっちは一緒だね」と友だちと話しながら見ています。

 さなぎになり、「落ちたらチョウチョになれないから触らないでね」と言うと、みんなちゃんと約束を守って遠くから眺めています。みんな大切にしてくれているんだなあと思い嬉しくなりました。羽化するところは見られませんでしたが、懇談会の日に成虫に!!「チョウチョになったー!」と喜んでいるみんながとっても可愛かったですね。火曜日にはもう1匹のチョウも逃がしました。「チョウばいばいしたの」と何度も教えてくれ、生き物の成長を近くで感じられるいい機会になりました。

制作をしました

 チョウの観察をした後に、チョウ製作をしました。ジップロックの袋に千切った画用紙を入れ、真ん中をモールで結びます。「チョウチョいたよね!」と話していたり、みんな積極的に製作をしに来てくれました。製作はみんな大好きですが、見た事や体験したことを実際に作ることでよりイメージが広がっていきます。言葉が増え、表現力豊かになった今のうさぎ組にとって、色々な体験をすることは遊びが広がるきっかけになります。これからも子どもたちと様々な経験をしていきたいと思います!

 

 

2023年度9月の様子

 今年の夏はミストシャワーを設置したことで、庭の温度が下がり、沢山水遊びをして過ごす事が出来ました。水風船や氷あそび、色水でジュース屋さんなど子どもたちが飽きないようにちょっとした変化をつけてはまだまだ楽しめている子どもたちです。早く涼しくなって、散歩や庭で鬼ごっこや虫取りもやりたいなぁと夢見るうさぎ組担任です。
今回は、写真おたよりにはあまり登場しない“食事の様子”をお伝えします。

子どもたちも随分と大人の手から離れ上手に食べられるようになってきました。「家では食べないのですが保育園では自分で食べていますか?」と聞かれることがよくあります。保育園では苦手な物や気持ちが乗らない日はお手伝いすることもありますが、「ここまでお手伝いするね」と気持ちを受け止め、自食できるように促しています。一緒に食べる友だちの力も大きいかもしれません。「おばあちゃんのお家に行ったんだ」「え?私も新幹線乗った。今度一緒に行こうよ」など子ども同士だけでも話しが弾んでいます。楽しい雰囲気が子どもたちの食べる意欲に繋がっています。

食事マナーももちろん大切です。
楽しいからといって立ち上がったり、スプーンでお皿を叩いたりするのはいけない事です。友だちとの共感が楽しいこの時期は一人がふざけると真似をしたくなる時期でもあります。話せば分かるようになってきた子どもたちにはしっかり子どもたちに向き合い、真剣に話をするようにしています。食事のマナーとして少しずつ身についていってくれればいいなと思っています。

スプーンの扱いも身体が自由に動かせるようになってきて上手になってきています。今はまだ“上握り”といって上からスプーンを握って食べている子も多いですが、指先が器用になり“三指持ち”に変わっていきます。時々保育園でも「こうやって持ってごらん」と声を掛けて様子を見ています。上手く持てない時は無理せず、食べやすい持ち方で持つようにしています。食事の最中だけでなく、遊びの中で指先をたくさん使っていく事がスプーンを上手に持つ近道です。箸へも繋がっていくことなのでスプーンの持ち方を普段から意識してみてくださいね。

 

 

2023年度8月の様子

 暑い日にはぴったりな水遊び!子どもたちも大好きで全身びしょぬれになりながら遊んでいます。水鉄砲で的を狙ってみたり、ぞうさんじょうろでお水を地面や自分の手や足にかけてみたりして楽しんでいる姿もあります。人気なのは、色水を作ってジュース屋さんごっこやアイス屋さんごっこをすること。時々たらいの水をお湯にすると温泉ごっこにもなり、遊びのイメージが広がっていきます。友だち同士で “○○してみない?”“○○はどう?”と言葉でやり取りをしながら遊びを展開していく姿を見て成長を感じている毎日です。

 暑すぎる日や雨の日はホールや部屋で室内遊び!
ホールでは、風船プールや巧技台などで身体を動かして楽しんでいます。お部屋では、絵の具や小麦粉粘土などの感触遊びを楽しんでいます。小麦粉粘土では、小さくちぎってみたり、細く伸ばしてヘビに見立てる子もいますよ。

 中には、唐揚げ、ハンバーグ、たこ焼き!と食べ物に見立てる子もいて、子どもたちのイメージの豊かさに驚いています。最近は、食紅で粘土に色をつけて楽しんでいます。色がつくことでよりイメージも膨らみ、自分のマークや食べ物、アクセサリーなど指先を器用に使って作っています。
友だちとも“○○作ってみようよ!”“いいよ!”と一緒に作ったり、“少し粘土ちょうだい?”と話をしながら一緒に遊んでいます。時々大人も一緒に“これはなんでしょうか?”と作ったものを当てるクイズなどもして楽しんでいます♪

  

2023年度7月の様子

お庭の様子
泥遊びを楽しみました

5月の後半からシャワーが始まり、泥遊びも存分にできるようになりました。 庭に行くと、水たまりめがけてみんな一直線に駆け出します。もうシャワーしたのかな?というほどびしょびしょになって遊んだり、全身を使って水や泥の感触を楽しんでいます。

 泥遊びは水と砂の量によって、いろいろな遊び方が出来ます。バケツにたくさんの水と少しの砂を入れ、スコップでぐるぐる混ぜると、コーヒーの出来上がりです。コップに入れて「いらっしゃいませー!」とお店屋さんごっこを楽しんでいます。水と砂を同じくらい入れて混ぜると、どろどろになり、ホットケーキが作れます。

 地面にまるく垂らして、石や葉っぱで可愛く飾りつけまで楽しんでいますよ♪楽しい雰囲気につられて、周りにいる子どもたちも集まってきます。「コーヒーください!」「ゴクゴク、あーおいしいね」「一緒に食べよー!」と、遊びを通して、友だちとの関わりもどんどん増えていっています。好きなことを遊びの中に取り入れ、自分たちでも遊びが作れるようになってきました。

 たくさん遊んだ後はシャワーで体をきれいにします。大人と一緒に体を洗い、きれいさっぱり!「茶色の泡になったー!」と、たくさん遊んだ証の茶色の泡を見て嬉しそうなみんな。シャワーを浴びて濡れた体での着替えはいつもより大変です。大人に「やって」と着替えを持ってきたり「できないよ」と投げ出してしまう時もありますが、自分のできるところは自分でやろうと頑張っています。時には近くにいる友だちが手伝ってくれることもあります。「足上げてごらん?」と声を掛けたり、まるでちいさな大人のようで、見ていて微笑ましいです。

 自分でできることが少しずつ増え、大人の手からだんだん離れていき、少し寂しい気持ちにもなりますが、子どもたちの成長を嬉しく感じています。

 

 

2023年度6月の様子

お庭の様子
 ケースを木陰に並べておくと自然とお店屋さんが始まります。 泥の入ったバケツを持ってきて、まぜまぜ。スプーンでカップに移し替えて「いらっしゃいませ。チョコレートコーヒーですよ」と売ってくれます。

 大人がお友だちを誘って買いに行くと「1つください」と遊びもどんどん広がっていきます。少しずつ、お店屋さん役とお客さん役でやり取りが出来るようになってきていますよ。これから暑くなってくるとアイスクリーム屋さんが流行しそうな予感です。

 雨上がりのお庭もいつもと違う発見が。タイヤの中に顔を入れて中々出てこないから何を見ているのかなと思ったら、タイヤの中に雨水が溜まっているのを発見。水の上を葉っぱがすーいすいと浮いているのを眺めていました。急にパッと走り出し、葉っぱを見つけて来ては浮かべて「おふね」と見立てて遊んでいます。大人だったら気が付かない発見です。子どもたちの観察力は凄いですね。

2023年度5月の様子

散歩の様子

 うさぎ組になって、基本的には友だち同士で手つなぎをして散歩に出かけます。「〇〇ちゃん一緒に繋ごう」と声をかけ、相手を探しています。時には「イヤだよ」と言われてしまう事もありますが、違うお友だちにチャレンジし、「いいよ」と相手が見つかるとにっこりとても嬉しそうです。

 「イヤだよ」と言ってしまった子も本当に嫌だったわけじゃないのにと後になって「やっぱり繋ごう」と繋ぎに行きますがもう友だちが決まっていることも。断ってしまったことを後悔する場面もあり、子どもたちの気持ちが沢山動く場面でもあります。

 相手が見つかったらいざ出発!まだまだフラフラ~と道路に出て行ってしまう場面も多いので、車が来るときには全員で止まって通過を待つようにします。一番近くの多摩川までも30分位かかりますが道中で虫を見つけたりタンポポを摘んだりと子どもたちはとっても楽しそうに歩いています。

庭の様子

 保育園の生活に慣れる為に4月はお庭を中心に遊びました。最初は涙を流していたり、大人を求めていた新入園の子たちも、それぞれ“たのしい”を見つけ、暑い日はお水を出して水たまりを作って泥んこ遊びや、裸足で水たまりに入ってジャンプしたり、型抜きやバケツを使ってままごとなど全力で楽しんでいます。 ままごとでは、友だちとイメージを共有して“できたー?”“まだよー!”“○○入れてもいい?”“いいよなど言葉でのやりとりも見られて成長を感じます。

2023年度4月の様子

 ご進級・ご入園おめでとうございます!
新しいお友達が増えました。今年もいっぱい笑っていっぱい泣いて、たくさん成長する一年になるといいなと思っています。子どもたちが伸び伸び元気に成長できるように見守っていきますので、一年間どうぞよろしくお願いします。

2022年度3月の様子

【うさぎ】 ごっこ遊びの広がり

 最近では、おしゃれごっこや病院ごっこで盛り上がるうさぎぐみです。2セットあるお医者さんセットをお話をしながら交代し、お医者さんと患者さんの役に成りきって遊ぶ姿が印象的でした。

 「○○ちゃんどうぞ~」「痛いところはありますか?」「お薬あげますね」と子どもたちから出てくる言葉も大人のようです。スカートやシュシュは女の子たちに大人気ですが、少人数で分かれた時に「よし、これ着ようよ」と男の子たちが着て楽しむ姿もありました。大人と一緒に遊びたい姿もまだまだ多いですが、だんだんとお友だち同士の世界へと変わってきているなと感じます。

2022年度2月の様子

ぽかぽか広場へのお散歩

 到着するとすぐに坂を駆け下りていきます。Yちゃん、Rちゃんは舞台の真ん中で歌を歌いながら踊っています♪「捕まえてみて~」と笑顔で走っているのはTちゃん。Оくんは坂を上ったり、下ったり走ることを楽しんでいますよ。登りやすそうな木を見つけて「よいしょ、よいしょ」と一生懸命に登るのはSちゃん、Rくんは芝生に寝そべり、全身が芝生だらけになるまでゴロゴロ~!
 Eちゃんは茂みに隠れて見つからないように「し~っ」。隠れるのはお手の物です!
塀を線路に見立てて「電車乗ってくださーい」と走っているのはAくん、Hくん、Kくん。超特急で走っていきます。

2022年度1月の様子

ガラガラうがいの様子

 戸外あそびから帰って来てガラガラうがいを始めました。「うがいするんだよね?」と流れもすぐに身に付き、自分たちでガラガラうがいをしていく姿に成長を感じます!

 Kくん、Aくんは「みて~」と得意気にうがいを見せてくれます!とても上手でみんなのお手本になっていますよ。コップから水があふれないよう、Mちゃんは「このくらいおみずいれるんだよ!」と、周りにいるお友だちに水の量を教えています。Hくんはその言葉を聞いて「こう?」と確認しながら慎重に水を入れていますよ。

 お友だちと一緒にお互いの様子を見合いながらガラガラうがいを頑張っている子どもたちです。

2022年度12月の様子

イチョウ制作

 コーヒーフィルターとスポイトを使って絵の具染めをしました。お散歩先の神社にあるイチョウの葉をイメージした制作です。葉っぱの絵本を持ってきて「これイチョウでしょ?」と確認するKくん。「黄色と、緑と、黄緑があるね」とMちゃん。絵の具を3色用意しました。スポイトの使い方を見せると、すぐに真似していく子ども達です。絵の具がじわ~と広がっていく様子を楽しんでいましたよ。

 「黄色がいいな~」とEちゃん。「きれいだね」と色の混ざり具合を楽しむYちゃん。Iくんは「おもしろい色にしようよ!」と器に3色をミックスしていました。Sちゃんは何枚も染めていくほどすごくはまっていました。後日、神社へのお散歩でイチョウの葉を見つけると、「これ作ったね~」と葉を集めていくTちゃんです。

2022年度11月の様子

テラスで栽培を始めました

 テラスに野菜の種・苗を植えました。みんなで「おおきくな~れ」と願いを込めて植えましたよ。「どれがにんじんのたね?」と、野菜の種に興味津々なのはEちゃん、Iちゃん。Mちゃんは「ブロッコリー、一緒に植えたんだよね♪」と自分が植えたものを何度も確認して大きくなるのを楽しみにしています。

 天気の良い朝と夕方に、子どもたちがジョウロに水を入れてブロッコリー・ほうれん草・にんじん・かぶに水をあげています。ジョウロを運ぶときは、そーっとそーっとこぼれないように持ち運び、とても真剣な表情のRくんです。水やりをしながら芽が出ているのを発見したAくんは「ねえねえ!出てきたよ!」と友だちや大人にも喜びを共有し、大盛り上がりです!

2022年度10月の様子

多摩川での様子

 子どもたちは『しっぽとり』や『あーぶくたった』などルールのある遊びも少しずつ大人と一緒に楽しめるようになってきています。KくんとRちゃんは「つかまえて!」と言ってしっぽをつけて逃げています。「まてまて~」と追いかけるのはOくん!どんどん先を走る子どもたちを追いかけ、大人がヘトヘトです…。

 Mちゃん、Iちゃん、Eちゃんは大人も含めて手を繋いで円を作り、あーぶくたったを歌い始めます。そこに「い―れーてー!」と一緒にやりたい子もどんどん増えていき、円もどんどん大きくなっていきます!Tちゃんは「ここはいりたい!」と円の中心に入ります。「トントントン…」「なんのおと?」と繰り返しやり取りを楽しむ子どもたちです。

2022年度9月の様子

食事の様子

 食材に興味を持ち始めた子どもたち。「これはなに?」と興味津々で尋ねるHくん。副菜が苦手な子が多いですが、「食べるとシャキシャキするよ」など食感や味を伝えると、一口挑戦しています。

 食べてみたらおいしかったEちゃん。同じく食べられずにいるお友だちのことに気が付くと、「シャキシャキおいしいよ~」と教えてくれています。

 Aくんは「食べるよ!見て!」とかっこいい姿をアピール。それを見たIちゃんもぱくり!「食べられた!」と良い笑顔です♪「食べさせて」と甘えを見せることも多いですが、友だちの姿を見て、“ぼくも”“わたしも”と、友だちの言葉や姿が響くことが多くなってきました。

 友だちと一緒に成長し合っていますね。

2022年度8月の様子

水あそびの様子
クレープ紙を使って美味しいジュースづくりをしているのはKくん。お気に入りのぶどうジュースをごちそうしてくれます。バケツの中で色水を混ぜて「どんな色になるかなぁ 」と色の変化を楽しむEちゃん。Rちゃん、Tちゃんは水をこしたり入れ替えたりと工程を重ねてクッキング♪何が出来るかな?テラスでは屋台のようなお店が並んでいます。Iちゃんはスープ屋さん、Yちゃんはキラキラの宝石屋さん。「いらっしゃいませ~」「どれがいいですか」と活気がありますよ!

2022年度7月の様子

泥んこあそびの様子

 梅雨の晴れ間、雨上がりの庭にある水たまりを見つけすぐ裸足のまま走り出す子どもたちです。「気持ちいいね~」と水たまりに思いっきり入って行き、ジャンプを楽しむHくん。Yちゃんは色んな所にある水たまりに入り、「こっちのほうがつめたいね!」と比べて楽しんでいます。「ビチョビチョになっちゃった!」と泥だらけになった洋服をみせてくれるのはKくん。Rくんは、顔まで泥が飛んでもお構いなしです!

 泥んこあそびは水たまりで遊ぶだけでなく、いろんな遊びにも発展していきます。Oくんは砂場で大きな穴を掘り、Eちゃんがその穴の中に水をたっぷり入れて「おんせんだよ!」と2人で協力して温泉を作っていると「いっしょにいーい?」と声を掛けてから温泉ごっこに参加し、一緒に楽しむTちゃんです。大きな温泉が出来上がるとみんなで「かんせーい!」と喜んで入っています。

 バケツに入った泥水をこぼれないようにそーっと慎重にビールケースまで運び「いまコーヒーつくってるのー」とKくんが言うと、カップをもってきて「ちょーだいちょーだい」とAくんがやってきます。そこからどんどんお客さんが増えてカフェごっこが広がっていきました!

 SちゃんとIくんは水や泥んこを使ってクッキング開始です!アイスやカップケーキ、ジュースを次々並べ、盛り付けには葉っぱや石を乗せてこだわり、「いらっしゃいませ~」とステキなレストランを開いています。大人にデリバリーでお友だちの所まで料理を運ぶようにお願いしたりと、自分たちで遊びを作っていくことがとても上手になってきましたよ。

2022年度6月の様子

雨の日のピクニックごっこ

 この日は雨で、ホールとお部屋に分かれて遊びました。部屋の隅っこの方で「ピクニックに行こうよ~」とSちゃん。その一言で、「よーし、行こう~!」とカバンを持って準備を始めるIくん。2人の姿を見て、レジャーシートを出してみました。

 本当のピクニックのような光景に、Kくんも「ピクニックやる~」と参加しました。Aくんは「Aのお弁当!」と、お弁当をたくさん作ってみんなへ配っていましたよ。賑やかな様子にYくん、Rくんもシートに座って参加しています。すぐ横の棚では、Eちゃんがお弁当作りを始め、輪が広がっていきました。気付けば、お部屋にいた子たちはみんなピクニックごっこへ。お弁当、ジュース、お菓子が揃うとみんなで「いただきまーす!」

2022年度5月の様子

 お庭に水たまりがあるとみんな目をキラキラ輝かせています。Tちゃんは、水をコップですくいバケツに入れてを繰り返して全身泥だらけになるまで夢中で遊んでいます。Rちゃんも泥んこ遊びに夢中。顔に泥が飛んでも気にせず黙々と遊び込んでいます。

 Iちゃんは水たまりに入って気持ちよさそうです。Mちゃん、Eちゃんはビールケースを調理台にして二人でクッキング!水たまりの水を容器に集めてコーヒーに見立てイメージもばっちり!砂場に穴を掘り、温泉のように水を入れて楽しんでいるのはKeくん。Kくんはタイヤの上にマットを乗せてジャンプ!着地もかっよく決めています。追いかけっこが大好きなのはAくん。大人と手を繋ぎながらニコニコで走っています。

2022年度4月の様子

 新しいクラスに少し緊張気味な子どもたち。笑ったり、泣いたり、楽しんだりと、みんなで仲良く成長していきたいと思います。どんな一年になるのかとても楽しみですね!大きく伸び伸びと成長できるように見守っていきます。

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