幼児
(3~5才児クラス)
33名定員・担任4名
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幼児組のページにようこそ。
今年度から、3~5歳児クラスを2つのグループにして、異年齢保育を中心に生活を始めました。 グループ名は、「ほし」と「つき」。別々の公園に散歩に行く日もあり、合同で活動する日もあります。
小さい子も大きい子もお互いを気に掛けながら、お世話をしたりされたり、自然に助け合う姿がみられます。
学年別の取り組みも大切にしながら、子どもと一緒に新しい保育を創っていきます。
2024年度の11月幼児組の様子
遠足で九品仏のぽかぽか広場まで歩いていきました。
遊んでいると立派なヤモリを発見。すぐさま捕まえて保育園に連れて帰ってきました。幼児組では虫好きの子が多く、現在もコクワガタ、アゲハの幼虫、ツマグロヒョウモンの幼虫、スズメガの幼虫、オオスカシバの幼虫と沢山の虫を育てています。そこで帰りの会でヤモリは飼育できるのか話し合ってみました。
まずは何を食べるのか考えるところから。子どもたちからは「ダンゴムシとか?」「幼虫とか」と声が上がります。そこで図鑑で調べてみると生きている虫などを食べるということが分かりました。それを聞いて「逃がしてあげた方が自由になれるよ…自由に食べ物を探しにいけるよ」と言う子が。けれど虫好きの子や捕まえた子たちは「やだ!」と納得いきません。「いらない幼虫を餌にするとか?」「ツマグロヒョウモンとか?」と言う声が上がると、「え~!やだよ!」とツマグロヒョウモンを捕まえてきた子が言います。そこまでするなら逃がそうか…と大半の子は思っていましたがどうしても飼いたい子たちがゆずりません。「じゃあ生きてる虫を探す?ダンゴムシとか」「ありとかは?」という話になり、そこでもう一度図鑑を確認。保育士が「街頭に集まる虫などを食べるって書いてある」と言うと、「電気が光ってるとこ?じゃあ飛んでる虫だ」「じゃあ蚊とか蛾を探しに行く」ということで、遊歩道グループとテラスグループに分かれて飛んでいる虫を捕まえに行くことにしました。時間制限は17時まで。それまでにどのくらいの虫が必要なのか考えると「土日もあるから~(その日は金曜日でした)」「40匹ぐらい!?」「そうしよう!」と決まりました。
16時からの虫の大捜索開始!遊歩道グループでは、自分を刺しに来た蚊を網でゲット!「あと39匹だ!」と盛り上がります。しかし、そううまくはいかず、後が続きませんでした。 するとテラスから「大きい蛾を捕まえた!!」との朗報が!お部屋に入ってきた蛾を捕まえたそうです。戻ってみんなで虫かごに入れてみました。「ベロ出したぞ!」「食べるかも…」「お願いします!お願いします!」と虫かごを見つめますがなかなか食べず…。それでも長い間ヤモリを観察していました。しかし蛾を食べることはなくタイムリミットの17時に。
そこで子どもたちに「ヤモリ」の名前の由来を教えてあげました。保育士「ヤモリは屋根を守るって書いてヤモリって名前でね…。お家に来る、人を刺すような蚊や蜂を食べてお家を守ってくれるからヤモリって名前になったんだって」と伝えました。
すると、「…じゃ保育園に逃がそう」と、逃がすことに決めました。
保育園の壁にヤモリを放すと、「保育園守ってね~蜂来たら守ってね」「ヤモリ~ばいばーい」とお別れしました。
子どもたちは最初から生き物の命について考えられたわけではありません。捕まえたのが嬉しくて逃がさずに死んでしまったり、餌をあげずに死んでしまった虫もいました。担任間でも育てきれない虫を逃がせない姿に悩み、捕まえた子に直接話をしたり、帰りの会でみんなに話をしたりと試行錯誤してきました。夏には保育士がクワガタを捕ってきてくれて「大切に育ててね」と幼児組にくれて、命を全うするまで育てる経験も積んできています。それを経てだんだんとやれることはやってみてそれでも無理なら「逃がしてあげよう」と考えられるようになってきたと思っています。
今では毎朝幼虫の食べる葉っぱを持ってきてくれるようになった子もいます。
虫や生き物を育てていくことで、命の大切さを少しづつ感じてくれているなと思っています。
アーカイブ
2024年度の10月幼児組の様子
運動会の取組みが始動!荒馬踊り…9月に入ってから作り始めていた馬が完成すると嬉しそうに持ってその場で踊り出すきりん組。自分の馬を作ったことで、かば組も「今日は荒馬しないの?」と完成前から聞きに来て、だんだんと実感が出てきているようでした。他の子どもたちも「今日は散歩へ行きます」と伝えると「え~荒馬やりたーい」という声が出ており、保母たちも嬉しくなりました。「あ、四つ跳び上手!」「合ってる!」など子どもたちで声を掛けている姿もちらほらあって、これからもっとお友だちの姿に刺激を受けたり、励まし合ったり、気持ちを強くしながらみんなで荒馬が完成していくんだな~と保母もワクワクした気持ちになりました。
ぬりえと秘密基地ブーム
おやつ後から帰りの会までの数分のこと、まだ片付いていないテーブルが多かったからか、床で始める子がたくさんいました!早く“やりたい!”という意欲的な姿を感じます!(いつもは机でやっています。)
2024年度の9月幼児組の様子
プールでも身体を動かしていますが、もっと身体を動かしたい子どもたち。まだまだ外で遊ぶのは厳しい日もあるので、室内でも身体を使って遊べるようぽっくり、竹馬、跳び箱の運動用具を買いました。
初体験の跳び箱に「なんだこれ?」と興味津々の子どもたち。ぞう組が「跳び箱だ!」と知っていて、飛び越えるものだと教えてくれました。まずは助走なしで手をついて座るところから始めました。座るのはみんなすぐに出来るようになりましたが飛び越えることへの恐怖心があるようで、とっても難しいようです。かえる跳びや馬跳びなど色々な遊びからチャレンジしていき恐怖心をなくしていこうと思います
プールがレベルアップした夏!もぐれるようになったり、顔に水がかかってもへっちゃらになったり。入りたくない、、、という子もいましたがそういう気持ちもしっかり受け止めながら、子どもたちのペースを大事に楽しくプール活動ができました。
2024年度の8月幼児組の様子
ぞう組の合宿も無事に終わったので、幼児組では毎日プールに入って過ごしています!
毎朝、「今日は〇だよー!」「やったー!プール入れる!!」と嬉しそう。
各クラスに分かれて同年齢の友だちと一緒に入る日があったり、ゆったりと遊びたい「かめチーム」とダイナミックに泳ぎたい「イルカチーム」に分かれて異年齢で入る日があったりと、「一人ひとりが自分のペースで充実して友だちと遊べること」を大事にしながら毎日楽しんでいます!
プール開きの日!かば組さん(3歳児)にとっては初めての大きいプール !
思いきりはしゃいで楽しむ友だちを横目にRくんは固い 表情でプールサイドに座っていました。 みんなが動くと跳ねる水しぶきが、顔にかかるのが怖くて距離をとって見ていました。
次の日、「保母と一緒に泳いでみようか?」と泳ぐ保母の背中に 乗って一緒に水中へ。そこで笑顔が少しずつ見えてきました。
そして三日目。いつものよう保母の背中に乗っていると、 突然自分から保母の身体を離れ、両手を水底について、なんと ! ワニ泳ぎをしだしたのでした !最初はドキドキした表情で、でも 、余裕が出てくると笑顔で「できたよ!!」と嬉しそうに、気持ち 良さそうに泳いでいました!「やってみたい!」というRくんの 気持ちが自分で一歩を踏み出して、乗り越えた瞬間でした。
自信がついて今はさらに友だちとプールを楽しんでいるRくん。
こんな風に一人ひとりが自分のペースで楽しみ、成長出来る夏に なったらいいなぁと思います!
2024年度の7月幼児組の様子
じめっとした天気が多く、室内での遊びが増えました。奥を動的スペースとしていることで、雨の日も身体を使った遊びやリズム遊びを楽しんでいます。今月はいよいよぞう組合宿があります。合宿中の当番やBBQで食べたいものを決める話し合いをしたり、Tシャツを染めたりとさまざまな取り組みをしてきたぞう組、そんな姿を見ていたきりん組は“ぞう組がいない間の配膳当番を頑張る”と張り切っています。
かば組は下見の写真に興味を示しています。さらに合宿へ持って行けるように虫かごのサプライズプレゼントを用意しているんですよ♪
〇「憧れ」の氷オニ
きりん・ぞう組が氷オニをする横で、かば組が「保母~氷オニしよ!」と誘いに来ました。最近は力の差が分かってきたこともあってかきりん・ぞう組とは一緒にはやらず、でもきりん・ぞう組たちみたいに氷オニがやりたいかば組です。
保「どうやって鬼決める?」にかば組「おにきめやるよ!」保「鬼決めできるの?」に「うん!○○くんがやってたから」とみんなの足を集めて鬼決めをしてくれました。鬼決めで決まった鬼には鬼がいいと言っていた子も文句を言いません!上の子たちからいろんなことを吸収しているなと思います。
2024年度の6月幼児組の様子
最近、男の子たちを中心にコマが大ブーム!元々、レゴブロックで作ったコマをきりんぞう組の男の子たちが友だちと声を合わせて『ゴー!シュー!』と言って回して勝負することに熱中していました。そんな子ども達の白熱ぶりをみて、保母が紐ゴマを部屋に出してみると、あっという間に紐ゴマがブームに!毎日朝からお迎えが来る夕方まで、みんなで一枚のコマ板を囲んで『ちっちーのちっ!!』と声を合わせて コマ回しに夢中の子どもたちです!友だちが楽しそうにコマを回している姿を見て羨ましくなり挑戦する子もいます。でも最初は上手に回せなくて悔し涙を流しますが、上手に回せる友だちから「左足を前に出して投げるんだよ」「指の形はこうやってコマを持つんだよ!」とアドバイスをもらって再び挑戦しています。回せるようになるとそれがどんどん自信となって夢中になって遊び込んでいますよ!
かば組もそんなきりんぞう組の姿を見て憧れいっぱい!まだ 自分で紐を回すのは難しいですが大人に手伝ってもらいながら お兄さんたちと混ざって「ちっちーのちっ!」とコマを投げる姿はとってもかわいいです。
最近は、紙や新聞、ペン、はさみ、のり、テープ等を自由に使って製作に夢中!
はさみを使って自分で切ることが出来るようになるとそれが楽しくて仕方なくてA君は自分ではさみで切った紙を「みてー!ズボン」と自信満々に見せてくれます。Aちゃんは自分の手を紙の上に置いてマジックペンでなぞっていました。他にも、ネックレスやカード、くるくる剣などなど楽しそうに夢中で作っています。
2024年度の5月幼児組の様子
幼児の生活に慣れてきたように見えても、まだまだ年上の子と会話をしたり、遊んだりするのにちょっと緊張するかばぐみさん。
まずは毎日一緒に食事をするグループの子ともっと仲良くなってほしいなと思い、食事グループで一緒にこいのぼり製作をしていくことにしました。
グループでこいのぼりの身体の部分の色を2色まで決め、その上にマスキングテープを自由に貼っていきます。そのテープの上から自分の好きな色を塗っていき、マスキングテープを剥がすとこいのぼりの鱗のようになるという製作です。
身体の色を決める時に意見が分かれるグループもありましたが「黄色がいいけどピンクも好きだからピンクでいいよ」と譲ってくれたり、話をしながら決めていくことができました。
製作をした後のあるグループのエピソード
昼食の時にご飯を食べながらお話しているとお友だちの黄色のお洋服が可愛いねという会話から「みんなはなんの色が好き?」とお話が始まりました。
まだグループで少し緊張気味の子が、「何色が好き?」とに聞かれても「……」と黙ってしまっていました。
すると、年長の子が「僕知ってる!黒だよ」と教えてくれました。
緊張していた子も、わかってもらえたのが嬉しかったのか「うん!!」と大きな声でお返事。
「なんで知ってるの?」と聞くと「だってね。こいのぼり作った時に黒がいいって言ってたんだ」と。
製作を通して友だちの好きな色がわかり、わかってもらえた方もとっても嬉しそうで、保育者もとっても嬉しくなった場面でした。
小さなきっかけではありますが、製作を通してお互いの存在が近くなったように感じます。
~夏野菜を育て始めました~
「旬の食べ物について」のお話をしました。“食べ物にはそれぞれ旬という、大きく育って、栄養も満点な、美味しい時期”があることを伝えました。
保育園の給食で出る旬の食材を、メニューを見ながら毎日確認しています。
調理さんからたけのこ、アスパラを借りて、触ったり、匂いを嗅いでみたりしました。
毎月、いろんな食材が給食になる前に見せてもらおうと思っています。
見せてもらった食材は幼児の部屋の調理室の窓の上に写真を貼り、旬の食べ物カレンダーを制作していきます。1年間でカレンダーが食材でいっぱいになるかな!
そして、“旬”を実感するためにも自分たちで夏の野菜を育ててみることにしました。
夏にはどんな野菜が育つのか野菜が季節ごとに出てくる絵本を読んだ後、育ててみたい夏野菜を聞いていきました。
人気だったのはトマト、キュウリ、トウモロコシ等。絵本に出てきたトウガラシを育ててみたいという子もいたので万願寺トウガラシも育ててみることにしました。
トウモロコシは種から育てます。
上手に育つかは分かりませんが精一杯お世話して行こうと思います。
毎日ひとつの食事グループが代表で、日替わりで水をあげています。
よく観察している子は、「植えたトマト見たらさ~黄色い花が咲いてたよ!」といち早く気付きました。
その話を聞いて、気になった子が見に行くと「テントウムシがとまってる!」と発見!どんどん大きくなる様子を日々観察しながら、成長を喜んでいこうと思います。
2024年度の4月幼児組の様子
進級してからの様子
かば組
2月半ばからお昼寝や夕方の時間に遊びに来ていたこともあり、環境への戸惑いはそれほどなく過ごしています。一緒の生活になってからは「幼児さんになったからパンツ履く!」とトイレに行ったり、「さっきは赤ちゃん(うさぎ組)だったから食べられなかったけど~」と苦手なものが食べられるようになったり、環境の変化がやる気スイッチを押してくれたかのようにみんな頑張っています♪それから、二丁目公園のブランコができるようになり嬉しそう。10秒とおまけで交代もでき、成長を感じています。きりん組、ぞう組の名前を覚えて、一緒に遊ぶ姿も見られます☆
きりん組
新クラス初日、朝の会の出席で「かばぐみさーん」と呼ばれると元気に返事をしたきりん組(笑)
あれー!とみんなで笑いました。この間までかば組だったのが抜けないところもありながら、かば組が片付けをせず遊んでいると「もうお片づけだよ」「なんで片付けたくないの?」と声をかけてくれたり、困っているとこうだよ、と優しく教えてくれます。お当番活動はぞう組にリードされながら楽しそうにやっています!
ぞう組
いよいよぞう組!「かば組さんを連れて行ってあげて~」と声がかけられると手を引いてくれたり、ぞう組さんにお願いする場面では張り切ってやっているぞう組です。そして、穏やかでマイペースな面もある今年のぞう組…かば組にも緊張する姿を見せたり、ぞう組同士の繋がりを楽しみ大事にしたりする姿がありますが、これからいろんな場面できっとぞう組らしさを見せてくれることと思って楽しみです♪
新しいお友だちは足が速い!とすでにライバル視する子もいます!!二丁目公園でテントウムシを3匹も見つけたり、幼虫がいたよ!と新しいお友だちに教えてあげる子もいたり、みんな虫好き!これからたくさん遊ぼうね!
2023年度の3月幼児組の様子
いよいよ3月。
もう少しで卒園のぞう組。卒園式の取り組みではかば・きりん組はぞうさんへ送る歌の歌詞決め(その子のきらっと光る素敵なところを考えます)!
ぞう組は卒園式に飾る自画像を描いています。子どもたちの会話からは「私のランドセルはね、こんな色!」「僕は○○小学校に行くんだ!楽しみだなあ」と4 月からの新生活にワクワクしている様子です。
一方で、「ぞう組がいなくなっちゃって、大丈夫かな」とかば組、きりん組の事を心配する優しさも見せてくれます。
かば組、きりん組はぞう組が卒園すること、あと1か月しか一緒に過ごせないことに気付き、寂しさがこみあげる子もいました。
残りの1 か月、かば組、きりん組、ぞう組の3 クラスで楽しい思い出をたくさん作っていければと思います!!
2023年度の2月幼児組の様子
~みんなで乗り越えた節分~
保育室にある週の予定表を見て「金曜日やだな~」といろいろなところから声が聞こえてきました。保育園の節分は2月2日㈮。「怖いから休みたい…」と言っていた子もいましたが「守ってあげるから大丈夫だよ」とたくましい子も。そんな姿に感化されて「おれも戦うよ!」と言い出う子も出てきて、戦う勇気が幼児クラスに広がっていきました。
前日はみんなで作戦会議。「新聞紙を肌色に塗ったら豆の色になって鬼も嫌がるんじゃない?」「怖くない人は前に出て、ちょっと怖い人はその後ろ、もっと怖い人は一番後ろにいたらいい」「二人で足を掴んでから鬼に豆を投げるのは?」「じゃあ私がこっちの足を持つ」「絶対さらわれるから嫌だ」と作戦を考えたり思いを出したりし、子どもたちなりに、どうやって鬼を退治するか必死に考えました。夕方には鬼の絵を描いた紙を壁やカーテンに貼って、豆を投げる練習。「鬼の顔はもっと上だよ」と高さにまでこだわって練習していました。
当日の朝は涙目で登園して来る子もいましたが、昨日の作戦を思い出し大きな声で「エイエイオー!!」と気合いを入れて挑みました。
本物の鬼はやっぱり怖くて泣いてしまう子も多かったですが、みんなで鬼と戦って何とか追い出すことに成功。 もう鬼が来ないように鬼の苦手なものを二つ組み合わせた‘ヒイラギイワシ’も作りました。もう鬼が来ないように、保育園の玄関、他のクラスの入り口にも飾りました。昼食の時には「怖すぎて見れなかった…。」と言っていたり、「泣いたけどもう怖くない!」とかばぐみの子は感想を言い合ってました。「なんかあんまり役に立てなかった…」とぞうぐみ。「そんなことないよ。ぞうぐみさんいなかったら戦えなかったよ」と言ってくれ、怖い子にとってぞうぐみさんの勇気が支えになっていたことを実感しました。 みんなで戦って鬼を退治して大きな壁を乗り越えた子どもたち。怖い鬼と戦って逃げずに戦って追い出したこと、みんなを守るために戦うそうぐみの姿を見たことで、もうすぐ一つ大きなクラスに進級する憧れや自信に繋がったと思います。
2023年度の1月幼児組の様子
『一年間使ったお部屋をきれいにしよう!』と年末に大掃除をしました。
前日に、「製作棚の中の物を持って帰るのでビニールを持ってきてね。」と子どもたちに伝えました。「わかった!」と 元気いい返事が返ってきました。翌日、登園して来ると、 「もってきたよ!」という声が聞こえると、「あ!、、、忘れた、、、」という声も。でも、忘れた事をちゃんと言える、ということは、自分で朝の支度をしたから気づいたんだね!と思うと、それも成長かな、と思いました。まず、自分の製作棚と靴箱を掃除します。 いらない物、いる物を分けます。懐かしみながら話が弾み、なかなか進まない子もいました。大掃除あるあるですね(笑)
作ったものやぬりえであふれかえっている子も。なんだか、それぞれの性格が垣間見えます(笑)自分の靴箱、ロッカーも拭きました。それぞれが、掃除したほうがいいかな !と思うところを掃除しよう!という事で一人一枚雑巾を手に、ちりじりに。「きれいになぁれ!」と言いながら掃除していましたよ。
昨年も掃除をしているある子は教材棚の取っ手の穴に気が付き、拭いていました。着替えストックカゴの裏側まで丁寧に拭いてくれる子もいたり、机の裏の鉛筆などの線に気づき、消しゴムで消したり、雑巾でごしごし擦ってくれる子もいました。子ども目線は大人の目線とは違いますね!最後は全員で床を雑巾がけ! お部屋も綺麗になりました
2023年度の12月幼児組の様子
運動会後から、大縄ブームが続いている幼児クラス。
なわとび歌に合わせて色々な跳びかたを練習しています。ぞう組は年長交流で、他の園の子たちが八の字跳びをしているのに刺激を受けて、そこから猛練習!最初はなかなかリズムよく跳ぶことが難しかったですが、日に日にうまくなり、今ではリズムよく跳べるようになってきました。
その姿を見て、かば組、きりん組も「ぞう組さんみたいなやつ(八の字)する!」と八の字跳びの練習を始めました。まだまだ上手くいかないけれど、追いつけ、追い越せと練習している子どもたちです。
2023年度の11月幼児組の様子
きりん組が配膳当番デビューをしました★
今まで、食事を配膳してくれていたのは同じ食事テーブルのぞう組。ですが、運動会も終わり、きりん組もそれぞれがまた一つ大きくなった過程を感じ、出来る事も増え今度は皆の為にという立場を経験していきます。
当番はぞう組が教えてくれます。それぞれのグルプがどうやったら、きりん組に伝わるか考えながら教えてくれました。三角巾を結ぶのを手伝ってあげるけど、食事を運ぶ時は見守ったりと、教える=すべてをやってあげるのではなく、塩梅がとても上手なそう組でした。
かば組も自分は関係ないと思うのではなく、きりん組が当番をしている間にはいつもより静かにじっと待っていたり、当番のきりん組の子の分の椅子を持ってきてくれたりと、かば組なりに見守ってくれていました。そして、「早く当番やりたいな~」と憧れを抱いているようです。年上の子の立場に憧れて、またその立場になった時、実際に1つ大きくなった自分を実感するのだと思います。
2023年度の10月幼児組の様子
かば組(3歳児)は初めての運動会!でした。しかし、欠席の子が多く、全員が揃うことは出来ませんでした。全員が揃ったら、3クラスでやった荒馬踊りをもう一度みんなでやれる機会を作りたいと思っています。
ぞう組(5歳児)は運動会で大縄をやったのですが、まだまだ熱は冷めやらぬ。短縄も前跳びが出来るようになった子は後ろ跳びに挑戦していたり、大縄の中で跳んでみたりと、色々な技に挑戦しています。
そんな姿を見ているかば組、きりん組(4歳児)も、「やってみたい!」と挑戦する子も。「ぞう組さんみたいに跳びたい!」「だってかっこいいんだもん」と憧れのまなざしです。憧れられるぞう組はますます張り切っています。みんなで切磋琢磨し合っている子どもたちです。
気候も過ごしやすくなってきたので、今月はたくさんお散歩に出かけます。どんぐりが落ちていたり、虫の声が聞こえたりと、秋の気配も感じられるといいなと思います。
2023年度の9月幼児組の様子
皆の馬が揃い、荒馬の練習にも熱が入ります。幼児組の部屋にはらっせらーの声が元気よく響いていますよ
9月1日には荒馬座の方が公演に来てくれて、プロの方の荒馬に目を輝かせる子どもたち。みんなの荒馬も見てもらい、「上手だね!」と言われると嬉しそうでした。運動会まであと一か月、皆で一つの荒馬を作っていければと思います。
室内ではあやとりがブーム。自分の好きな色の毛糸で、オリジナルのあやとりを作って、二段ばしご、四段ばしごなど難しい技にも取り組んでいます。
2023年度の8月幼児組の様子
今年も幼児さんは大きなプールに入ることができます。何度入ってもみんなは大興奮です。かばぐみ、きりんぐみは、まだゆったり遊びたい子もいるので、ゆったりチームとバシャバシャチームに分けて入ることにしました。
ゆったりチームは浮き輪で浮かんだり、のんびり楽しんでいます。
バシャバシャチームは名前の通り、激しく遊ぶのが大好き。保母たちもびしょ濡れにされます。ぞうぐみはけのびができるようになって、しっかり泳ぐようになってきました。
だんだんと運動会に向けて荒馬踊りの練習もスタート。毎年踊っているだけあって、皆が最初から踊れるパートもあり保母たちはびっくりです。
2023年度の7月幼児組の様子
7月5・6・7はぞう組の合宿です。ぞう組に向けてかば組・きりん組はペットボトルで虫かごを作ってプレゼント。ぞう組さんの好きなものは?好きな色は?と思いを込めて作りました。受け取ったぞう組は「嬉しくて嬉しくて涙がでそう!」と大興奮、大喜びでした!
ぞう組のいない室内はガラッとしています。「ぞう組さん、今何してるかな?」と時折、気にするかば組・きりん組でした。
2023年度の6月幼児組の様子
育てていたオタマジャクシがカエルになりました。
みんなで公園に返しに行ったあと、また公園に遊び行くと、元気なカエルになってピョンピョンしていました!
その姿を見て大興奮の子どもたち。「僕たちが餌をあげて育てた子たちだよね?!」と嬉しそうです。クラスで飼っていた青虫もちょうちょになりました!みんな目を輝かせて観察していますよ。
2023年度の5月幼児組の様子
早いもので幼児フロアの生活が始まって1か月。かば組(3歳児)の子たちも生活の流れが分かってきて、朝の支度から帰りの支度までやる気満々です。
室内では折り紙が大ブーム。ぞう組(5歳児)の子がハートのブレスレットやハートのステッキを作ってくれることもあります。また、3、4歳児も自分でもパクパクや変わり絵(遊べる折り紙)を折って遊んでいます。
きりん組(4歳児)は中根公園でオタマジャクシを捕ってきて飼育中。上手に育てられるかな~?
2023年度の4月幼児組の様子
かば組(3歳児)きりん組(4歳児)に1名ずつ新入園を迎え、28名で幼児クラスがスタートしました。
〈かば組〉(3歳児)
うさぎ組の終わりからお昼寝や夕方の時間に遊びに来ていたこともあり、環境への戸惑いはそれほどなく過ごしています。新担任にはちょっと見知っているので、これからたくさん遊んで、関係を作っていきたいと思います。
初めて水筒を持って登園!水筒が嬉しくて、「お水のもう!」と何度も飲みに来ては、自分の水筒を自慢しています。
なんとも可愛らしいです。
朝の会に初参加。座っているのも上手でよく話を聞いてくれていますよ。出席でお名前を呼ぶと、「はい!」と元気に返事をしてくれます♪
〈きりん組〉(4歳児)
これまで自分がしてもらっていたことをかば組にしてあげたいきりん組。朝の支度の手伝いや、着替えのお手伝い、「食べさせてあげる!」と口にスプーンを運んであげたりと張り切っています。
もうかば組じゃない!と張り切っていますが、「かば組さん椅子を片づけてください」と言われるとすっと動く子が数名。あっ!と気が付いて照れ笑い。そうだよね、1年間、かば組がしみついているので、なかなか急には変われないね!
〈ぞう組〉(5歳児)
いよいよぞう組!と目をキラキラさせています。お散歩に出る時にかば組さんに手を繋ごうと声をかけるのですが、「保母がいい!」と言われ、ちょっとショック。。。
食事前になるとテーブルを食事の位置に戻してくれたり、時間を気にして配膳の準備を始めたりと、張り切ってやっています。
これまでは食事のテーブルにきりん、ぞうといて配膳当番を交代でやっていたのですが、今はぞう組だけしか配膳ができないので、グループによっては毎日当番をする子もいます。
「ぞう組さんて、そういえば毎日一人でやってたんだ、、、」とこれまでのぞう組の大変さを感じているようです。
自分ができることをしてあげたい異年齢、友だちの姿を見て、わたしもやれる!と意欲がわいていく同年齢。
異年齢の中で、同年齢の中で、幼児フロアは様々な思いが交錯していきます。
様々な感情のやりもらいの中で、感情のひだを豊かに、生活を積み重ねていきたいと思います。
2022年度の3月幼児組の様子
はやいものでぞう組さんと過ごせるのもあと一か月。
卒園式に向けて準備が始まってきています。ぞう組さんは、卒園式で思い出の言葉、「はじめのいっぽ」と言う歌を歌います。
また、二月中旬からひみつの時間も始まり、お昼寝をせずに過ごしています。
ひみつの時間では懐かしのうさぎ組のお部屋で遊んだり、卒園制作、お花を活けてみるなど、いろんなことに挑戦中。
緑丘保育園での最後の一か月。色々な事を体験して、思い出が増えてくれたらいいなと思います。
きりん組さんも卒園式に参加します。
卒園式でぞう組さんに贈る歌「みんなともだち」の歌詞もみんなで決めました。
ぞう組さんひとり一人を思い出して、いつもどんな遊びしているかな?どんなところが素敵だったのかを考えて歌詞にしていきました。
きりん組さんから「ぞう組さん優しかったなあ~。優しくて涙が出てきそう」と。思い出がたくさんある分、寂しい気持ちも大きいようでした。
かばぐみさんは帰りの会で、ぞう組さんやきりん組さんが卒園式で歌う歌を聞かせてもらいました。
いつも以上に真剣な表情で聞いていたかば組さんたちでした。ぞう組さんの「はじめのいっぽ」を聞いて「なんか悲しい歌…」歌を聞いて卒園してしまう事を感じ取ったようでした。
進級に向けて張り切っている姿もあります。かば組さん達から「もうきりん組になるんだから!」という声が聞こえたり、「もう準備終わったよ~きりん組さんになっても大丈夫でしょ~」と。意識しているのが伝わってきます。
寂しい気持ちもありますが最後までたくさんの思い出をつくれたらいいなと思います。
2022年度の2月幼児組の様子
月の子どもたちの関心ごとといえば、節分!です。
あと何日寝たら鬼が来る、、、と肩を寄せ合って丸くなっていました。
ぞう組(年長児)は張り子で鬼のお面を作りました。様々な工程を経て完成する張り子。
「こんなに大変なのはぞう組しかつくれないよ!」とその大変さも誇らしげでした。完成すると、みんな満面の笑み。〝頑張って作った!″という達成感を感じたようでした。
節分当日。そのお面をつけて、乳児クラスを回り、鬼役をします。
0歳児クラスはこわがると思うから顔を見せるだけ、1歳児クラスは鬼の手をガオ―ってやるだけ、2歳児クラスは声も出して手もガオーってやろう!と年齢に合わせて少しずつレベルアップさせる、とぞう組みんなで考えました。
本物の鬼にはどう立ち向かうか、、、前日に幼児クラスみんなで考えました。
鬼が怖くない人が前に出て立ち向かう、怖い人は後ろで隠れる、でもみんなで豆を投げないと勝てないかもしれない、など色々な意見が出ました。
鬼が来る前に、ストレッチしている余裕のある子もいましたが、怖い子は大人の後ろに隠れます。太鼓の音が聞こえると緊張が隠せない子ども達。
それでもみんなで果敢に鬼に挑みました。この日の合言葉は、「みんながいるから大丈夫
1人ではこわいけれど、みんなで立ち向かえば大丈夫!と頑張りました。
鬼がいる時は必死だった子も、いなくなると緊張が溶けて泣いてしまったり、泣いたけど豆投げられた!と喜んでいる子がいたりと、賑やかな室内でした。
鬼が来るのはこの日だけ。節分を通して、またひとつ大きくなった自分を確認する出もあるように思います。
2月は卒園に向けての取り組みも始まります。取り組みを通して、ぞう組は卒園を、 かば組(3歳児)きりん組(4歳児)は進級を感じていきます。
ひとつ大きくなる自分になる期待もありますが、それと同時に不安もあります。
期待も不安もみんなの中に出しながら、幼児クラスみんなで楽しい毎日を過ごしていきたいと思います!
2022年度の1月幼児組の様子
あけましておめでとうございます!今年も元気いっぱい、子どもたちと楽しい毎日を過ごしていきたいと思っています。
12/23に、クリスマス会がありました。幼児組では、「おおかみと7匹のこやぎ」の劇と、「どうぞのいす」の劇を行いました。
自分達の劇に必要な大道具、小道具づくりをはじめ、セリフや動きを考えながら、楽しんで取り組みを進めてきました。
当日は、劇のほかに、ぞう組がキャンドルサービスをしてくれたり、みんなでクリスマスの歌を歌ったり、サンタさんからのプレゼントも届きました☆
給食もクリスマスの特別メニューで、楽しいクリスマス会の一日となりました。
2022年度の12月幼児組の様子
今年の夏ごろからずっとコマにはまり続けている子どもたち。練習を重ね、毎日上達しています。そんな姿を見て、もっと楽しんでもらえるようにコマ大会を開催しました。大人も参加しましたが、全く勝てないほど上手な子どもたち。
コマ大会を経て、コマ熱がさらに燃え上がり、今までやらなかった子もコマ回しに挑戦したり、やっていた子はもっとうまくなろうと、手乗せを練習しています。
手乗せの記録は17秒手乗せ成功したのが最高記録です。みんな、その記録に向かって日々練習に明け暮れています。
2022年度の11月幼児組の様子
遠足でぽかぽか広場に行ってから、遠出の散歩が増えてきた幼児組。ねこじゃらし公園やぽかぽか広場まで足を伸ばしています。
子どもたちから「早く準備していっぱい遊ぼう」と声があがったり、歩く時間が長くても満足いくまで遊べるように考えているようです。
広い芝生がある公園では、いつも以上に走り回れてとっても楽しそうな子どもたち。公園で、毎日のように遊んでいる氷鬼も、広い芝生では一味違って盛り上がっています。
2022年度の10月幼児組の様子
運動会がありました!
緑丘の幼児の運動会では、「こんなのできるよ」と題して、ひとりひとりが各クラスの運動発達にあわせた運動の様子を見ました。
かば組はぽっくりを使って両手・両足に意識を向けながら歩いたあと、くねくね曲がっている平均台の上をバランスをとりながら渡っていきます。
きりん組はケンパをしたあと、鉄棒、巧技台のぼり・はしご下りを行いました。鉄棒では小鳥のポーズ・布団干しのポーズ・前回りや豚の丸焼き・コウモリなど自分の見せたい技を披露しました。
ぞう組は大縄跳び。
ひとりひとりが自分の見せたい技を披露する大縄と、友達と3人・4人グループを作って跳ぶ大縄の2つを見せました。
友達と協力して飛び込みを見せる大縄では、子どもたちがどうすれば引っかからずに跳ぶことができるのか、挑戦しては考え、挑戦しては考え…と体も動かしながら知恵も出し合いながら、練習を重ねてきました。
他にも、短距離走やリレーも行いましたが、一番の盛り上がりは3クラスでつくる荒馬踊りです。
毎日の練習のなかで、ひとりひとりがかっこよく見えるポイントを意識したり、時に互いに要求し合いながら、みんなでいいものにするには、と3クラスみんなで考え合って練習してきました。
当日は、みんながやり切った表情で「運動会楽しかった!」「かっこよくできた!」「またやりたい!」という子どもたちの言葉を聞いて、運動会での取り組みを通して子どもたちの自信に繋がっていってくれたのかな、と嬉しく感じています。
2022年度の9月幼児組の様子
楽しかったプールも終わり、みんなで「楽しかったね!」と保育園のヤマモモで作ったジュースで乾杯!熱中症指数が高かったり、雨だったりと入れる日も限られた中でしたが、みんなで楽しめました。
水を嫌がっていた子が、口や鼻を水につけられるようになったり、水がかかってもへっちゃら!になったりと、水を楽しめるようになってくる子が増えました。
また来年が楽しみです。
9月に入り、運動会モードに突入!
昨年は幼児クラスのみ、参観は年長クラス保護者だけの運動会だったのですが、今年は0歳児クラスから参加、保護者の参観も各家庭1名のみ(年長クラスは2名)参観できることになり、それを知った年長クラスの子は「やった!」と大喜び!やはり、たくさんの人に見てもらいたいのですね。
先日、荒馬座の方に公演に来ていただきました。
幼児クラスの荒馬踊りも見てもらい、お褒めの言葉を頂きました。その言葉に大喜びの子どもたち。跳びの指導もして頂き、ますますモチベーションが上がりました。
運動会の取り組みの過程を大事にしながら、ひとりひとりが「楽しかった!」と思える運動会を作っていきたいと思います。
2022年度の8月幼児組の様子
先月はぞう組(5歳児)があきる野市へ2泊3日の合宿に行ってきました。
川遊び、BBQ、山登り、陶芸体験と盛りだくさんの3日間でした。
その間は、きりん組(4歳児)がかば組(3歳児)のお世話をする!と張り切ってくれていました。帰ってきて報告会をしました。目をキラキラさせて話をするぞう組の姿に、「来年は私たちが行けるんだ!」と憧れのまなざしのきりん組の子どもたちでした。
運動会に向けて荒馬の練習も始まり「ラッセラー!」と元気な声が響き渡っています。
かば組は初めての荒馬、きりん組、ぞう組は一つ大きくなって、去年よりも難しい動きです。でも、それも大きくなった自分だから出来る!という意気込みがどの子からも感じられるほど、みんな張り切っています。
プールも始まりましたが、暑すぎて入れない時も。どんな時はお部屋でゲームをしたり、製作をしています。楽しいことが盛りだくさんで忙しい幼児組です。
2022年度の7月幼児組の様子
先日、きりん組のお泊り会がありました。お泊り会に向けて、きりん組のみんなでメニューを決めたり、食材を八百屋さんに買いに行ったり、ちょうちんをつくったり…と色々な準備をしてきました。
中でもみんながびっくりしたことは、お泊り会を応援してくれるかのように、絵本「めっきらもっきらどおんどん」の中に出てくる妖怪の仲間たちから手紙が届いたこと。絵本の仲間たちの応援もあって、当日を迎えたみんなはとってもワクワク♪
夕食のカレーをみんなでつくったり、緑湯にお風呂に入りに行きました。
花火もして…と盛りだくさん。夜のお散歩へ行くと…また絵本の仲間たちからの手紙がみんなの元に届きました。どうやら保育園の中におたからを隠したとの事!
急いで園に戻っておたからを探しに行くことにしました。おたからは…かんたくんが妖怪たちにもらっていた海の見える水晶玉!色々なドキドキ・ワクワクを経験しました。
お父さんやお母さんから離れて泊まるのはちょっと心細いけれど、友達がいるから頑張れる!そんなきりん組みんなの成長が感じられたお泊り会になりました!
2022年度の6月幼児組の様子
かばぐみさんも幼児の一員としての自覚が高まってきました。
帰りの会で五月の歌として「さんぽ」を歌っていますがだんだんと歌詞を覚えて大きな声で歌えるようになってきました。きりん組、ぞう組さんは大きな声を出すだけでなく「きれいな声で歌おうね」と張り切っています。
きりん組は六月にお泊り会があります。絵本「めっきらもっきらどおんどん」の世界からかんたくんがお手紙をくれてみんなで神社に歌を歌いに行きました。
今度は「しっかかもっかか」からプレゼントが!魔法の粉をもらったのでみんなで風呂敷を染めてももんがーごっこをします。
ぞう組も七月の合宿に向け気持ちを高めています。きりん組のお泊り会を経験しているから二泊三日でも楽しみな気持ちが大きく、みんなワクワクしています。
月一に一度防災の取り組みも行っています。「おかしも」というワードをしっかり覚えて避難するときにケガをしないように、みんな真剣な顔で取り組めていました。
2022年度の5月幼児組の様子
入園、進級して、1か月が過ぎました。異年齢のグループでこいのぼり製作をしたり、リズム遊び、しっぽ取りで遊んだりしながら子どもたち同士の関係を作っています。
かば組(3歳児)は自分で朝の支度もできるようになってきました。慣れるまでは、「これはここで、これはここ」と大人と一つ一つ確認したり、きりん(4歳児)、ぞう組(5歳児)手伝ってくれました。今では支度が終わると、「見て!できた!」と言いにきます。自分でできることが増えると、嬉しいね!
きりん、ぞう組は一つ学年が上がったことで、これまでと見えるもの(下の子との付き合い方や大人や友だちに要求される事)との違いに、やる気が起きてくる子もいれば、うまくいかないことがあった時にどうしていいかわからなくなる子も。
散歩に出かける時は、ぞう組とかば組で手をつなぐのですが、前の人たちとの間が開くと、ついつい無言で走って間を詰めようとします。でも、急に引っ張られたかば組は、びっくり!
「そういう時は、間があいてるから走るよ、とか、声をかけてあげるといいね。」と言うと、「走って!」と声をかけてから動こうとするぞう組の姿がありました。
ぞう組はこれまで、同じクラスの子と手をつなぐことが多かったので、その歩幅やペースの違いに戸惑います。それはかば組も同じです。
一生懸命なぞう組にぐいぐい引っ張っれて、小走りで無言でついていく子も。「もうちょっとゆっくり歩いて、て言ってもいいんだよ。」と声をかけると、「ゆっくりして」とポツリ。そう言われて、「あ、、、」と気が付くぞう組。相手に合わせるって、難しいですね。
かば組に何かしてあげたい!と張り切っているきりん、ぞう組ですが、まだまだ甘えたい時も。
朝の支度や帰って来てからの着替えなど、座り込んでやる気が起こらない子も。「手伝いが必要ですか?」と聞くと、「うん!」と嬉しそうに答えます( ´艸`)
「よーし!じゃぁ一緒にやろう!」と大人もお手伝い。
「疲れちゃった?」「うん」「そうだね、そういう時もあるよね。」と会話をしながらも、やることは早い!さすがきりん、ぞう組です。
1つ学年が上がったからといって、急にお兄さんお姉さんになれるわけではありません。
甘えたい時は甘えてもいいんだよ、でも、自分でできる時はやろうね、と受け止めてあげたいものです。
時間をかけて、少しずつ、まずは自分の思いを出すことから始まって、その次に相手の気持ちを知る、相手の気持ちと自分の気持ちとに折り合いをつける、ことがわかってくるといいなと思っています。(もちろん、同年齢でも同じことですが)
お互いの姿を見て、「いろんな子がいるんだ」ということを知り、学ぶ。お互いの意識を高め、刺激し合いながら、共に育ち合える関係でありたいと思います。関わることで自然に学ぶこともあります。
でも、「こんなことを考えられるようになって欲しいな」「こういうことに気づいて欲しいな」という大人の願いは、子どもたちに伝える(働きかけていく)ことで子どもたちがわかっていくこともあります。大人も、自分の保育観を問われているなと日々思わされるし、子どもたちから学ぶことがたくさんあります。
2022年度の4月幼児組の様子
新年度が始まりました。うさぎ組がかば組になり、幼児のお部屋にやってきて、新しい幼児クラスのスタートです。異年齢で生活しているので、新ぞう組・新きりん組のみんなは生活するお部屋や生活の流れの大きな変化はありません。
でも、「昨日までぞう組さんがいたのに…さみしいなぁ」という声やも聞かれました。一緒に過ごした思い出を胸に、心も体もまたひとつ大きくなった幼児の子どもたち。
「本当にぞう組、きりん組になったんだ!」と意欲的に新たに仲間入りしたかば組のお世話をしてくれる子もいたり、「前のぞう組さんみたいに」と早速当番活動に意欲的な姿も見られています。
新しい一年もひとりひとりがいきいきと輝けるような保育をしていきたいと思います。
保母たちも、どんな一年になるかとても楽しみです♪楽しい一年にしようね。