行事の様子
きりんぐみお泊り会
6月
お父さんやお母さんから離れて泊まるのはちょっと心細いけれど、仲間がいるから頑張れる!「夕食は何を食べようか?」「花火をしたい!」などと、子どもたちみんなで相談しながら準備をすすめます。当日はみんなで銭湯に入り、すっきりしたあとは夕食づくり。手づくりの提灯のあかりを照らすと、いつもの保育園と違うみたいです。
大好きな絵本などをテーマに、ちょっと現実の世界から離れ、4才らしい空想の世界をみんなで楽しむのもお泊り会の楽しみの一つです。この年は絵本「めっきらもっきらどおんどん」の中に出てくる妖怪の仲間たちからある日手紙が届き、お泊り会の夜にみんなで神社にお宝探しに行くことに。不思議な色をした青い石を見つけて、全員お揃いの宝物ができました。
納涼会
7月
ヨーヨーすくい、輪投げ、綿あめなど、夏にぴったりな納涼会を保護者と職員が一緒になって企画します。
卒園児や地域の方々もご招待するので、名物のスイカ割りは大盛況!日ごろ送迎ですれ違うだけだった保護者同士も子育ての悩みを相談し合ったり、成長を喜び合ったりと、つながりをつくるきっかけになるものです。子どもをとおして深まる大人のつながりは、緑丘保育園の宝物の一つです。
ぞうぐみ合宿
7月
保育園最後の年に行く2泊3日の合宿。これほど長く親から離れて過ごすのは初めてという子どもばかり。まずは身の回りのことを自分でできるように目標を立てて、合宿に向けて取り組みます。子どもたちは昨年のぞうぐみさんが話していたことを思い出しながら、自分たちの合宿では何をしたいか相談して決めていきます。
近年は、東京都あきる野市へ。自然の中で川遊びやバーベキュー、花火や陶芸などを楽しみます。2日目には朝ごはんを食べたら山登りに出発します。弁天山には神社や洞窟、“嘘つき岩”と呼ばれる岩場もあり、仲間と乗り越えることで、子どもたちは強い絆と達成感、自信をつけます。合宿を終え、保育園に戻ってきたときのみんなの誇らしげな顔は必見です!
運動会
10月
「こんなのできるよ」と題して、0才から5才まで年齢の発達にあわせた姿を披露します。みんなに見てもらうのを楽しみに、夏前から少しずつ練習を重ねます。
0、1才は保護者と一緒に、2才は自分の競技が終わったら保護者のもとへ。3才から5才は平均台、鉄棒、縄跳びなど、一人ひとりができることを見てもらいます。
年長のぞうぐみはみんなで大縄跳び。どうすれば引っかからずに跳ぶことができるか、挑戦しては考え…と知恵を絞った結果を発揮するときです。
そして、運動会の最後には「ラッセラーラッセラー!」と大きな掛け声と共に始まる荒馬踊りがあります。3才から5才の異年齢クラスみんなで作り上げた力強い踊りに、きっとこの一年の成長を感じていただけると思います。
バザー
10月
父母会との共催行事で、リサイクル品売り場やゲームコーナー、喫茶スペースを設けます。いちばん人気は保育園調理師さん手作りの「パウンドケーキ」。子どもたちがいつも食べるお菓子を味わえるとあって、保護者はもちろん卒園児や地域の方もみんな楽しみにしています。
当時まだ配置基準になかった栄養士を雇うために始めたもので、今は売上を父母会活動費や保育園で使うおもちゃの購入などに充てています。
クリスマス子ども会
12月
3才から5才の幼児クラスは、この日のために練習した劇を披露します。この年は「どうぞのいす」と「おおかみと7匹のこやぎ」を演じました。
どんな劇をやりたいか、配役やセリフ、動きに至るまで、小さなことからみんなで話し合って決めていきます。大道具や小道具も、子どもたちが中心となって作っています。
乳児クラスは星の冠をかぶせてもらい、ぞうぐみさんのキャンドルサービスを見たり、クリスマスの歌を歌って楽しみます。
給食のクリスマス特別メニューを食べた後は、みんなお待ちかね!サンタさんからのプレゼントです。クリスマスの思い出がたくさんできる、みんな大好きな日です。
もちつき大会
12月
もちつきは園児だけでなく地域のお子さんにもついてもらいます。みんなの「よいしょー!」と元気な声に通りがかりの地域の人たちも「ああ、もうそんな季節ですね」「昔はうちでも毎年やっていましたよ」と懐かしそうに声をかけてくれます。
杵の重さ、もち米を蒸したにおい、できあがったおもちの感触、今ではなくなりつつある実体験を得られる貴重な機会として、ずっと大切にしています。
獅子舞
1月
民族歌舞団「荒馬座」をお呼びして、地域の方や近隣保育園の子どもたちと一緒に獅子舞を鑑賞します。踊りを楽しんだあとは、“一年間、健康で元気に過ごせますように”と頭を噛んでもらいます。
「大丈夫だよ!」と子ども同士で励ましあう姿や「噛んでもらった!」と誇らしげな顔も見られます。子どもの成長を願い、感じる、緑が丘地域の風物詩になればいいなと願っています。
20歳(はたち)のお祝い会
2月
“20歳になった卒園児と職員がお酒を酌み交わす”職員にとってこんなに幸せなことはありません。久しぶりの保育園に緊張しつつ集まる卒園児。「こんなに小さなイスだったっけ?」と懐かしみながら、少しずつ昔のことを思い出し当時に戻っていく何とも言えない良い時間です。
お父さんお母さん、そして職員の愛情をたっぷり受けてここまで育ってきた、そのことを伝えたい行事でもあります。
卒園式
3月
卒園証書をもらい、保育園での思い出や小学校での楽しみなことを一人ひとりが自分の言葉で発表します。在園児の代表として参加するきりんぐみさんから、お祝いの言葉と歌のプレゼントがあり、「次は自分たちがぞうぐみになるんだ」と思いを強くしていきます。
保護者と保⺟から、⼦ども⼀⼈ ひとりへ送られる「おめでとう」「ありがとう」のメッセージは、涙なしには聞けません。