みどりが丘ふくしかん

みどりが丘ふくしかん便り2004年6月

縁切寺満徳寺のこと

 縁切寺というと鎌倉の東慶寺が有名ですが、もうひとつ群馬県に満徳寺という寺がありました。場所は、利根川ほとり、中島飛行機(いまのスバル・富士重工)の大きな工場のあった太田市の隣町です。なんと、ここは国定忠治の活躍した場所でもあるのです。

 鎌倉時代は新田荘、昔の村名を徳川という場所にあります。新田氏の子孫で徳川を名乗った御家人が三河に移されて松平を名乗ります。秀吉の時代、関東の支配を任されて赴任した家康が、再び徳川を名乗ります。つまり、群馬県の徳川は家康の祖先、徳川発祥の地ということになります。日光東照宮が改築をした際、その一部がここに移され、りっぱな東照宮があります。満徳寺は、千姫が入寺したということで、アジール(聖域)としての特権を得て駆け込み寺となります。

 上州は江戸時代から養蚕の盛んなところ。糸取り・機織りは、女性の経済的自立を生みました。「かかあ天下と空っ風」といわれるように、女性の社会的地位も高かったようです。

 満徳寺は、明治政府によって廃寺となりますが、文化財として復元されたものが当時を物語っています。上の写真は、離婚したい女性が駆け込んだ「駆け込み門」です。はじめは、3年の修行を終えて初めて離婚成立でしたが、次第に1年足らずで調停があり、協議離婚の成立ということが多かったといいます。女性が男性に従属しっぱなしだったという「歴史観」は、後に作られたものであり、本音のところではたくましく生きる女たちがいたのです。

緑丘保育園竣工祝う会は、大盛況でした。

 5月15日の土曜日、新装成った緑丘保育園の竣工お祝い会が、みどりが丘ふくしかんを会場に開かれました。

 緑丘保育園の在園児親子、卒園児親子、新旧職員、地域のみなさん、ふくしかん後援会のみなさんなど、なんと170人を越える人が集まりました。

 はじめに、一階でセレモニーと乾杯、続いてMyack・渡辺さんの華麗なアコーディオン演奏が行われました。もちろん、会場はびっしりの人、階段から玄関・厨房まで人でいっぱいという演奏会になりました。最後は、子ども達との合奏「風と光と子どもたち」。

 二階は、語いの場。軽食と飲み物が用意されて、懐かしい再会もたくさんありました。演奏会も一段落した後、一階も模様替えされて団欒スペースに。Myackさんは、アコを担いで会場をめぐってくれました。主に保育園の親子のそろった二階会場では、リクエストも交えての唄う会になりました。

 参加の記念品として、藤田伸さんのデザインによる「木製の動物セット」。緑丘保育園のクラスネームとなっている六つの動物を組み木にデザインしたものです。藤田さんのご尽力で、会津の木工職人の手によるブナ材の一品です。(在庫あります。2000 円でお頒けしています。)


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